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ここに地尽き海始まる 〜大航海時代の始まり〜
 序章/栄光の時
第一章/大航海時代の幕開け
第二章/選ばれた男
第三章/銀の船
第四章/海のファド
ポルトガル = リスボン、シネス、エヴォラ、ヴィディゲイラ、ナザレ、サグレス岬
収録「世界遺産」 ポルトガル=ジェロニモス修道院、ベレンの塔、エヴォラ
 ヨーロッパ大陸最西端の国ポルトガル。ここから未知の海へ、ポルトガル人航海者たちは香料と黄金、そしてキリスト教徒の謎の王プレステ・ジョアンを求めて船出した。時の王マヌエルによりインドへ向かう艦隊の総督に抜擢されたヴァスコ・ダ・ガマは、ヨーロッパ人として初めてインドへの航海に成功する。ガマの成功を機に、大航海時代の勢いは加速した。航海者ヴァスコ・ダ・ガマはどんな人物だったのか?

 第1巻では、大航海時代の先駆者エンリケ航海王子にまつわる話や、ガマが出港前に祈りを捧げた祠、ガマの生家、余生を過ごした家、直系の子孫ドン・ヴァスコ・ダ・ガマなどを取材。歴史家や考古学者の解説を交え、航海者ヴァスコ・ダ・ガマの人物に迫ります。そして古美術館、海洋博物館では美しい絵画、装飾品、ガマが乗った船の模型など大航海時代の遺産を紹介し、衣装博物館ではポルトガル人航海者の服装が日本の服飾文化に与えた影響を探ります。工事現場で働く黒人たちは、旧ポルトガル植民地の国からやって来た出稼ぎ労働者たち。ここにも大航海時代の跡が伺えます。そして今、ポルトガル人たちは路地や酒場に集って、誇り高き大航海時代の歴史を語らいます。圧巻はドン・ヴァスコ・ダ・ガマ夫人が歌う船乗りのファド。

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